もし神がいるとして
そしてその神が人間の言うような生物に近いものであれば。
神は一人で寂しい、
ゆえに自分と同レベルの能力を持つ万能な生物を探している。
しかし、全知全能であっても「全知全能の他者」を作ることは不可能であったが
「進化」という「全知全能の可能性」は作ることができたらしい
そして今一番神に近い生物である「人間」と神の相違点として
「死」と「全知全能」が挙げられる。
しかし、その両方も、進化の過程で補いつつある。
平均寿命の増加、教科書の暑さの増加。
限りある時間で得たものを後世に「継承」していくことで、時間の概念を補っている。
だから人類の発展も「神が望んだもの」であるかもしれない。
次の可能性としては
「神の遊び」
自分のような自我をもった生き物を多種多様に生成し、それらの動向を眺めている。
その中に、「進化」を与えることで、尖りゆく個性を眺めている。
結果、ヒトの一人勝ちになってしまったが
となると、神は「自分に近づきつつある存在」を排除することを考えても不自然ではない。
無限に成長しうる生物には「死」という制限を設け、「進化」でしか能力を継承することはできなかったが、
人間は「知識」「財産」など能力以外のものを継承しだしたために
生態系から独立した支配者になり、その成長はとどまることを知らずに
神に近づこうとした、だから滅んだ。
っとまぁいくら「神」について考えた所で、
僕ら人間が思考して定義できるような手頃な存在であるはずがない
神はヒトが絶対に定義できない。「発想外の境地」にいると考えているから。