はなくそモグモグ

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スターウォーズ見てきた【既視聴者向け】

 

 

 

 

 

 

 

A long time ago in a galaxy

far, far away...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Episode C
ニョタイの股間
 
 

 

うんこ。

いちがつふつかまる、あさがおのたねを植えて十かがたつ。めはまだ出ない。

 

なぜでないんだろう、ぼくはかんがえた。

まずかんがられることはあさがおさんが寒がっているということだ。ぼくのあさがおさんは西ようあさがおではない(Japanese morning glory)

 

つまりかい花時きは夏であるということはそうぞうにかたくない。それが意味することはそもそも時期が違うということだがそれだけではない、まず肥料を与えていないということが問題に挙げられる。朝顔は氷点下では株が凍死する。それほどとは言わずとも発芽する気温はセルシウス度で最低でも20℃、最高でも25℃と他の植物と比べ比較的高温であることを忘れてはならないJapanese morning gloryを育てるものとしての常識だった。よって越冬にはある程度の保温性を保つ必要がある。そのため肥料にはリンなど暖効性の高い物質を多く含む物を使用しある程度生きていくため温度とそのための栄養は不可欠だ、不覚にも僕はそれを怠っていた……小学生失格…ッ。次に種の問題だアサガオ(Japanese morning glory)の種皮は硬く時々発芽を妨害する要素になるが僕はそのケアを怠っていた、芽切りをしなかったのだ……小学生失格…ッ。そして最後の問題としてそもそも水をやらなかったことが問題だ、これでは簡単に水切れを起こし死亡してしまう、なぜ水をやらなかったんだ……人間失格…ッ。そして心機一転ミントとワルナスビを買い再挑戦するが━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この記事はかなり深いネタバレが含まれる割にはストーリーについてあらすじをまとめたりしないので未視聴だとただただ意味のないネタバレを食らうことになるので見ることをおすすめしません

過去作のネタバレもあるので、一通り話を見てから記事を読むことをおすすめします

※記事を読むこと自体はおすすめしてません

未視聴者向けの記事を前回に書いてます

kyanoscreate.hatenablog.com

 

何度も言いますが今作は僕としては非常に楽しめるものでしたね

まさかEPISODE VIIの文字が映画館で見れるとはと感慨深いものがありましたねぇ

ところどころ過去作のオマージュもあって、僕自身にわかで今作を見てスターウォーズ各作の位置関係みたいなものがようやくわかったんですけども。あれなんすねぇ、あくまでも主軸は「4~6(旧三部作)」で、そのための1~3であり7~9なんだなぁと見ながら思いました。

一編ストーリーはとても単純で、旧作同様

わるもん「スターキラー(デス・スターみたいなやつ)作るで!」

いいもん「それ壊すで!」

でラストがまんまあの爆発シーンで笑ってしまったんですけど

 

このようにストーリーは「過去作の模倣」から始まるんですよ

そこで注目して欲しいのは主人公の二人、「カイロ=レン」と「レイ」ですね

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言うまでもなく悪役のカイロレンは「ダース・ベイダー」にあこがれています

これはまぁ誰が見ても印象深く描写されているので詳しくは説明しませんが

 

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この残骸のダース・ベイダーを背に弱音を吐くシーンでバックに帝国のテーマ(ダース・ベイダーのあの曲)が流れていたのもその曲が劇中一回しか流れないという点も踏まえていい演出だなぁと思いました。

 

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そしてもう一人の主人公レイもカイロ=レンほど瞭然たるシーンはありませんが、序盤で描かれる自分の置かれている生活に満足はしていません。

というのも、

だいたい物語の最初のシーンというのは最初自分の置かれている立ち位置じゃないですか、例えばファンタジー作品だったら最初は現実的な日常を描いてそこからファンタジー要素をドカンと表現して「目の前がこんなに劇的に変化した!」という楽しみを見出すための基準点として、最初に日常を描くじゃないですか

それが最初のシーンで

毎日ガラクタを集め日銭を稼いで辛うじて生計を立てている底辺の生活の中、「私は家族が返ってこないまま一生をガラクタ集めに費やすのだろうか」という漠然とした将来への不安から、ヘルメットを被り妄想に浸るシーンがあります

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彼女も本心は反乱軍のパイロットのような正義というか何かの役に立つような歯車的な仕事がしたいと思っているのだろうか

その望みと、故郷であるジャクーで帰ってくる家族を迎えなければならないという義務感との葛藤が映画本編では幾度か表現されています。

 

この二つに象徴的なのは「仮面」なんですね

カイロ、レイに加えトルーパーであるフィンも初登場には顔が見えません

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カイロ=レン

 

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レイ

 

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フィン

 

そしてこれらの「仮面」は最初にアンカー(基準点)として現在の立ち位置を象徴すると同時に、ストーリーの中盤では脱ぎ捨てることによって脱皮というか立ち位置を過去のものにするというような、現在との自分への決別を映像の比喩として象徴的に表現しているんですね。

 

更に主人公である二人は

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互いの望みを象徴する仮面を持っています

フィンがそれを持たないことも踏まえて、これも何かメッセージ性のある描写なんじゃないかと思うんですけども

それが今後どう発展するのかはEpisode8を見ないとなんとも言えないですね

 

 

┃テーマ

これはもう一貫してますよ「伝説への憧れ」です。

先述したキャラクターのそれぞれの憧れとともにスターウォーズという作品そのものも、カイロ=レンがダース・ベイダーに憧れるように、レイがルークを始めとした反乱軍に憧れるようにスターウォーズという作品自体も伝説を作った旧三部作(4~6)の憧れから始まるんですね。

監督だけでなくキャストの意識すら「伝説への憧れ」から始まったスターウォーズはまず「模倣」から始まるんですよ。

それがカイロ=レンであったり作品のストーリーであったり数々の過去に登場した設定であったりするんですが、今作はそれまでにとどまらないんすね

 

┃カイロ=レンはダース・ベイダーよりも強い

劇中でカイロ=レンは親を殺します。

この点で僕は思いました「挑戦してるな」と

まぁ、まずギャランティと経済面や年齢などのリアルな都合。ここはあえて考えないようにします。

高齢者にアクションは難しいと退場させたということを抜きにすれば

あのキャラを殺すことがファンの反感を買うことは容易に予想できるんですよ、ジョージ・ルーカスが殺すならまだしもスターウォーズの権利を渡した瞬間旧キャラを殺したという構図は絶対に印象は良くないんすね。次回作でやるならまだしも

これは「あえて」やったということが容易にわかるだろうということなんですが、なぜこんなことをしたのか。ですよね

 

先ほど仮面の話の時に「過去との決別」というのがキーワードになりましたね。

カイロレンは自分の仮面を脱ぎ捨てダース・ベイダーになろうとしている、レイはガラクタ集めの浮浪者みたいな生活を捨ててあわよくば反乱軍のような何かの柱になるような生活を望んでいる、しかしそれと同時に「憧れの対象を越えたい」という意志が少なくともあるんですよ。

ここはカイロ=レンの親殺しがストーリーともリンクしていて

その殺した瞬間、カイロ=レンは精神的に一時的ではありますが「ダース・ベイダーを超えた」のです。

Episode5でも似たような構図があって、ルークとダース・ベイダーが退治し不安定な足場からダース・ベイダーがルークを底が見えない奈落に突き落とすシーン。ポイントは不安定な足場であることそこに父と子が退治して突き落とすという構図です。

ここもあえて過去作を示唆させるようにあえてやったんじゃないかと思うんですが、前作では「父が子を」突き落としたのに対し今作では「子が父を」突き落としたことも注目すべき点ですが、それよりも大きいポイントは「ライトセイバーで突き刺した」というところですね。

過去作であるEpisode5ではダースベイダー(父)はルーク(子)を刺せなかったんですよ、足場を崩して奈落に突き落としただけ「殺意の有無」でいえば「生きている」と確信していた感じではあります。要するに子を殺せなかったんですね。

 

ですがカイロ=レンは父であるハン・ソロ(ハリソン・フォード)を殺しました。

その刹那、瞬間的ではありますが精神的にダース・ベイダーよりも一歩前に進んだんですね。その時仮面を外していたというのも大きなポイントだと思います。ベイダーは付けてましたから

 

ここはカイロ=レンがベイダーを越えようと過去との決別を象徴するだけでなく、ストーリー的にも過去作との大きな決別を示唆させていて、ジョージ・ルーカスが描こうとしていたSTAR WARSというのは元来「親子愛」なんですね。

ディズニーがルーカスの書いた脚本を蹴って作った今作、このシーンは「親子愛」を真っ向から否定する瞬間であり、同時にスターウォーズを一新するような意思を感じますね。

僕はファンが怒っているのはそこに対してなのかなと思うんですが、まぁそこを「過去を一新する」ととるか「原作レイプ」ととるかの違いですよ。もちろん今作の否定的な意見を否定するわけじゃないですよ。まぁ怒るのも仕方ないというか当然だなぁという内容であることは感想絶ちして見た時から思ってましたから。

 

┃殺陣がすごい

何回もこればっかり言ってるんですけど、ほんとにライトセイバーの殺陣がすごいですね。

 

ダース・ベイダーのライトセーバー(赤)はEpisode6でルークに腕を切られて奈落の底に落ちたっきり行方不明なんですけど、もしこれがカイロセーバーの原型だとしたら

落ちて壊れているのを修理したのがあのライトセーバーだったら、レイのライトセーバーがルークの使っていたものであることを踏まえて両者のライトセイバーは元はアナキン(ダース・ベイダー)が使っていたことになります。

カイロセーバーの入手経路が今後の作品で明らかになるのかということも楽しみではありますが、本題はライトセーバー戦です。

 

といってもカイロがシエン(ベイダーと同じ攻撃型)で戦ってることは書きましたし他に言うことはないんですけど、剣の振り回し一つとってもキャラクターの個性を反映させる魅せ方がすごいなぁと思うわけでして

なんというかアクションにアクション以上の情報を含ませる表現力というのは僕も見習っていきたいなぁということでここがすごい好きなシーンですね。

 

ここも派手にしないことで叩かれることは目に見えているのですが、あえてその声を振り切ってあの地味な戦いにしたことは英断だと思いますよ僕は。

カイロがルークセーバーをフォースを使って引き寄せようとしたところでそれを上回る力でレイのほうへ飛んで行くルークセーバーのシーンは震えましたね、あれぞまさに「The Force Awakens」ですよ

 

┃レイアがかわいい

これをタイムスリップして旧三部作ファンに言ったら「おまえ頭おかしいんじゃねぇの」と言われそうですが、

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ようやく年齢が顔に追いついてきたという感じですか

 

┃過去作のキャラばっかりで目新しさがない

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やきう民に似ていると言われるグンガン族(こっちのほうが先だが)

中でもジャージャービンクスは不快なキャラクターランキングの上位になるほど嫌われている

監督「こいつを今作で殺そうかと思った」

 

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可愛いさが人気でこいつらが主役の映画もあるイウォーク族

僕としてはおっさんがコスプレしているようにしか見えないんですけど

 

まぁ、これらのキャラは今作には出てこないんですが

他にも様々な宇宙人がいて、「よくこんなアイデアでたな」と思うストーリーの端っこにもこういうネタが散りばめられているんですが、今作では過去作のキャラクターは出てくるものの特に目立った宇宙人が出てこないんですね。

まぁ「ディズニー臭いキャラクター追加してんじゃねぇよ」と叩かれるのは目に見えてるんですけども、舞台は宇宙なわけですから登場した着ぐるみキャラクターを一作あるいは1カットで使い捨てるくらいの世界観の広さを見せて欲しいところではありますね。

宇宙といえど世界は狭いなぁというくらいの過去キャラの密集具合だったんで(まぁレジスタンスの変遷を見るとそうなってもおかしくはないんですけど)

 

個人的には機械的なキャラクターが好きで

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ドロイデカという爆丸みたいなキャラクターの転がって変形するギミックとシールドをまとってる感じが好きだったり

 

 

gfycat.com

戦闘能力は弱いですがすごくかっこいいグリーバス将軍、走る時がゴキブリみたいな感じのところも好きです。

 

このように過去作では常に新しい変な生き物がいたのですが、今作はあまり目立った新キャラがいなかったのが残念ですね。

 

 

 

┃レイは誰の子か

最初のほうで「私は何者でもない」と言ってるんですが、どうもこれが何者かでありそうなんですよね。

ナレーションで言ってるわけじゃなくて自称ですから、それ以外にも既にFN-2187(フィン)という名前すらなければ今後何者にもならないであろうキャラクターがいるんでね。

ベイダーとルークの血がつながっていたように、レイとレンの血縁もかなり近いところである可能性は非常に高いんすねぇ

 

となると誰の子であるか、というのがポイントですがまぁこれは二者択一ですよね

ルークか、レイアか

 

僕は間違いなくレイアの子だと思うんですけど、感想を見るとルーク説のほうが多数派のような気がします。

まぁ両方ありうる話ではあるんですけども

 

ポイントとなるのはレイの能力です

「機械いじりが得意」「フォースが強い」と単純化した時にあることが見えてきませんか?

「機械いじりが得意」が誰に由来するか、僕ははじめに見た時ハン・ソロで間違いないと思ったんですがよくよく考えてみたらベイダーもといアナキン・スカイウォーカー幼少期に自作の車でレースに優勝するくらいの能力を持ってたんすねぇ

そして「フォースが強い」というのは、ルークかレイアか

ということで

 

「機械いじりが得意」→アナキン

「フォースが強い」→ルーク

だとルーク由来になり

 

「機械いじりが得意」→ハン・ソロ

「フォースが強い」→レイア

だとレイア由来の子ということになります。

 

僕的にはルークに視点を当てて、レイアの子を預かって闇堕ちさせてしまったカイロからまた再びレイアの子であるレイを育てるのは怖いといったような葛藤が生まれたり

ちょうど父と母の両面の特徴が生かされたキャラクターになる上、レイアもルークと同じくらいフォースが強いという設定があまり今まで活かされていない気がするので

さらに映画のラストではスターキラーから帰ってきたレイが一番にレイアに抱きつくシーンがあるじゃないですか、その前にハン・ソロがカイロに刺された時にスクリーンがレイアに変わって何か不穏な表情をするシーンがあるんですけど

あの時ハン・ソロが死んだからフォースを感じ取ったのではなく、ハン・ソロが刺されたことによってレイがフォースの流れに大きな影響を与えたからだったとしたら

それこそフォースの覚醒としてあらためてレイアは自分の子を認知したことになって

更に遡るとハン・ソロがスターキラーに向かう時レイアを抱いて(性的な意味ではない)「必ず自分の子を連れて帰ってくるよ」と言うんですね、その宣言通り自分の子が帰ってきて抱きついているとは考えられないだろうか

その辺の整合性も考えるとレイア由来だと思うんですが

いかがでしょうか

 

 

ルーク説はぐぐったら結構でてくるし核のめんどいんでカットしていいすか?