ゾット帝国騎士団カイトがゆく!~人を守る剣の受け継がれる思い~
を読みました。
まだ
のほうは読んでないんですが。
そっちも読んで、文章を一字一句解剖していってですね。
そこに絵をつけていって、ゾッ帝を読むのが辛くて挫折した人にもわかりやすいようにストーリー解説をするという記事を書こうかと思って。
syamu gameさんが復活したつい一週間前ほどからゾット帝国を読み始めてるんですが
いや~辛いっす。
小説が発見された時点から速攻で読み始めたんですけど挫折しました。
というのも僕はもともと小説をほとんど読まないんですよ。
活字アレルギーっていうんですか、小説特有の情景描写が苦手で、
「公園の中にはブランコがあって滑り台があって」みたいな説明文があると読む気無くすんですよ、だって漫画だったら一コマで終わるじゃないですか。
ラノベもアニメだったら見ますけど(それでも途中で録画を貯めてしまう)、原作は灼眼のシャナを図書館で借りて5ページほどで挫折しました。
そんな僕が、プロが書いた文章でも集中切れて挫折してしまう僕が、
○○○の書いた本なんて
読めるわけないじゃないですか!
まず、シャムさんの頭がおかしなってるので
まずカイトのほうのページを開いてもらったら分かるんですが
上の画像のようにかなりの量を執筆なさってるじゃないですか、
章分けされていて(禁断の森の奥、異世界アルガスタ~、茜ちゃんと神さま、の区切りを便宜上章と呼ぶ)
そしてこの画像の更新日時をよく見たらわかると思うんですけど(見にくかったらwebページを直接見て欲しい)
章は下のほうが古いじゃないですか、普通は古いところから読むじゃん?新しいのは最新話なんだから、それはあたりまえだよね、一応確認しておくよ。
でも本人は「上から読んでくれ」と言うんですよ。
そこでは?×1ですよね。
なんで古く書いた章を後に読むんだよ、物語を逆から書いてんのかよ天才かよ、と思って僕も言われたとおりに上から読んでみて。
一章を読み終えたのね、禁断の森の奥編。
「途中で終わってキリが悪いけど次の章を読むか~」と思って次の章「異世界アルガスタ~異世界ユニフォンへ」ってのを読み進めたわけ
そこでは?×2が訪れるんですよ。
なんと一章「禁断の森編」の登場キャラの内面が全改造されて新たな物語が始まってたわけ、詳しく説明すると。
一章の説明を完結にすると、「主人公カイトは幼なじみが怪しい奴らに捕らわれたから、助けに行くぞ!、あれ!?道中に女性がピンチだぞ!しかもその人は隣国の姫!」というところで終わってるんですよ。
その状況で二章、「異世界アルガスタからユニフォンへ編」を読み始めると
なんと「主人公カイトがその隣国の姫のボディーガードをしていて、一人称がオレからオラに変わってる」ですね。
一章では近未来的な、ハイテク武器を使って敵と戦うSFバトルファンタジーみたいな感じなんですけど、二章に行くと時代が中世ぐらいに遡ってて、同じキャラが違う配役でロールプレイングしてるんですよ。
「なんだこれは」と思ってシャムさんに問い合わせたところ
「エタった物語をそのまま載せてるんですよ(意訳)」なんて抜かしやがるんですよ
エタる・・・エターナるの略、完結させる気のない途中で開発をやめてしまったゲームや創作物を指す。
つまりですね
この赤い部分、禁断の森編以降の下の話全てがボツということなんですよ。
更に詳しく経緯を説明すると
更新順で見ればまず「目覚めた力編」が最初じゃないですか
それをプロローグから三話:訓練所での特訓まで書くじゃないですか、
それで飽きが来たのか他に書きたいものがあったのか知らないですけど、一回それを投げ出す~。そして新たに「栞の誕生日プレゼント編」を書くんですよ、そしてそれも投げ出す~。そしてまた次に新しく「茜ちゃんと神さま編」を書くじゃないですか、そしてそれも投げ~。そして更に「アルガスタ~ユニフォン編」をぶん投げ~。
そして最終的に「禁断の森編」に落ち着くと。
だから、章ごとのストーリーのつながりは全くなく、言うなれば漫画でいうボツ設定、初期の原案みたいなものですかね、一応「異世界アルガスタ」という世界観での話ではあるんですけど、封印されたラスボスキャラが古代王だったり魔王だったりと章ごとにブレがありますね。
私は言いたい。
そんなもん原稿と一緒に置いとくなバカタレが!!
視聴ささんに見えとるんやぞ
漫画で言ったら、単行本の一話の次にボツ食らった一話を載せるようなものじゃないですか。当然、困惑しますよね。
僕だってそれを聞く前は「あれ?これ繋がってんの?それとも別の話?オムニバス形式!?」と困惑したんですから。
そこがシャムさんたる所以といいますか、視聴ささんへの配慮が全くないんですね。
syamu学を考察する上では、資料は多いにこしたことはないんですが。
ただ単純に浜川先生のゾッ帝が読みたい!という純粋な読者を不意にバットでぶん殴るような仕打ちじゃないですか、あくまでこの小説はゾット帝国を楽しむものではなくて、syamu gameがひねり出したウンコとしての価値を楽しむものなんだな。と思いましたね。
小説のコメント欄で作品の批評をしている人はすごいですね、幾度と無くこういう奇書を読んできたんでしょうか、この話をいとも簡単に処理しているようで。感服していますよ。私は。
そもそも、これで賞を狙ってたんだからすごいですよ彼は。
正直、禁断の森編から下は、人工肛門の肛門袋みたいなもんじゃないですか、さっさと綺麗にしろよって話で。
作品のおしりにボツを塗りたくった「ゾット帝国」で読者賞を狙うってのはなっかなかできないよ、そんなことは。
そして、二番目に辛いのが長い、冗長。
まぁみなさん、ここまで僕の駄文を読んでくれてありがとうございます。
今このあたりで2400文字くらいなんですよ、この記事。
だから、ゾット帝国の一話がちょうど終わるかな~ってぐらいですね。
でも肝心の物語は全く進まないんですね。
一話は森の中で狼に逃げてるだけ、二話は狼を数匹殺すも狼覚醒!、三話は空中に逃走、四話は空中浮遊を堪能、五話はそこから落下、六話は川に流される、七話は滝から落ちる、八話はドラゴンに乗って再び空中浮遊、九話はオリジナルメニュー、十話はダラダラ、十一話は敵とのバトル、十二話は空中に逃走。
この間何かしたか?
何もしていません。
ただひたすら、自然や魔物の脅威に晒されている状況をダッラダラと描いているだけで、なんの進展もありまへん。
主人公は無能だし、有能な仲間は不審者に捕らえられるし、召喚獣が基本強すぎて主人公がやることなくて、設定などの情報が小出しにされているんですけどその情報は冒険の中で主人公たちが手に入れたものではなく、事情を知る者に丁寧に解説されるだけという。
読者からしたらカイトというピエロを使ってゾッ帝を観光しているだけなんですよ。
ゾッ帝は全部で13万文字あるんですけど、(カイトバージョンだけで13万、ジンバージョンでも13万あるのでゾッ帝二つを全て読むと27万文字ほどになる)
この13万文字っていうのは文庫本一冊分くらいなんですね、そのうち続きものとして読める禁断の森編だけでも5万文字、実に文庫本半分行かないくらいの容量なんですけど、どうですか。
アニメで言ったら1クール(12話)アニメの4~5話終わったくらいなんですけど、敵とは一回も会ってないし、主人公がやると決めたことは何一つ達成されず、ただ敵から逃げまわってるだけでゾット帝国が何なのかすらわからないなかで、ひたすら似たような女キャラがやたら増える。4人目の女キャラの印象が「こいつ、幼なじみ女に似てるな・・・」じゃねぇよ、3人でキャラ設定ネタ切れしてんじゃねぇよクソ無職!
ゾット帝国下部のウンコは読まなくてオッケー、だとしても禁断の森編はぜひとも読み進めたい、特に中盤のファンタジーオリジナルメニューや、後半のゾッ帝キャラのくぅ~疲が見れますから。ゾット帝国としてではなくsyamu gameの一要素としては全然笑えるしオモシロいと思います。
正直はなくそほじってるか、オナニー極めたほうがまだ有意義な時間の使い方だと思いますが。
読みたくないけどそれでもなお、ゾット帝国を知りたい!という方は
これから次の土日ぐらいまでに、僕が「ゾット帝国ストーリー徹底解説」の記事を書こうかと思いますので、それを読んでいただければありがたいです。
宣伝になりますが、
一字一句絵をつけてわかりやすく解説するので、時間がかかって冗長な内容となっていて
僕の考察だけにとどまらず、オナ民の解釈などを交えて、できるだけ公共性の高い理解を目指したものを書いていきたいと思います。
ゾット帝国カイトバージョンだけでも20記事くらいは書こうかな(死刑宣告)という感じを予定しておりますので、時間に余裕のある方は、ダラダラ更新を待っていただけたらと思います。
忙しい方にも、速攻理解バージョン、要所をかいつまんだ速読編も予定していますので
僕がゾット帝国を完全読破するまで今しばらくお待ちください。
というわけでゾット帝国ジン編を明日くらいから読み進めていきたいと思います。
頭おかしなるで。