はなくそモグモグ

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図書館で本借りる過程で謎のバトルが発生した

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本の蔵書数とかを照らし合わせると同じ地域の人は気づくかもしれないので、何の本かはあえて言いませんけど・・・

 

1巻を借りる段階でもう既に「敵」は借り出してたんですよ。

でも1巻以降は予約可になってたので、まぁ敵も読み始めた時期だと思うんすよ

で、半月待ってやっと1巻を借り、読み終わり2巻を予約しようとしたら

 

【 貸 出 中 】

 

おい・・・これ延々と返却待ちの流れだぞ・・・

 

この流れを断ち切るために、僕は狡猾な手段に出た

その手段は

『読みもしないのに次巻(3巻)を先に借りておく!』

そう3巻を先にホールドしておくことで敵が僕よりも早く2巻を読んでいたとしても、続きを読むことができなくなるのだ

ざめーみろ、俺より先に読むのが悪いんじゃ

 

しかし「敵」もその異変に気づいたのだろう、2巻は自分が持っているのに1巻を読んでたやつがいきなり3巻を借りだしたのだから

そして敵はあろうことか非人道的な手段に出たわけです

 

『2巻をなかなか返さない作戦』

これが人間のやることなのでしょうか

僕の対峙した『敵』はあまりにも常識にかけていたのです

読まない本をずっと家に置いておくなど、図書館を利用する者として恥ずかしくないのでしょうか、借りているものという認識があまりにも欠如している。

だがよくよく考えてみると僕は「2巻が貸出中なのを確認した後に3巻を借りた」

つまり僕のほうが後に3巻を借りているので、返却期限の持久戦では負けるはずがない

 

僕はかかさず延長申請をして、3巻の返却期限を限界まで伸ばす。

敵は頭が悪いのでしょうか。このように包囲戦に持ち込んだとしても僕はホールドしている3巻を絶対に手放すはずがないというのに

しかし「相手も2巻をホールドしている」ということに気づくのが遅れていれば延長申請した奴の2巻延長申請を忘れた僕の3巻では、返却期限レースに押し負けていた

その点で『敵』の狡猾さを再認識した僕であったが

この時の敵の行動が、まさかあのような意図があったとは、この時のぎ~くは知るよしも無かった。。。

 

この持久戦を制したのは案の定僕で、敵はしびれを切らしてまんまと2巻を手放してしまった。

僕は定期的に予約状況をチェックしていたので、手放したとわかるや否や

速攻予約し、2巻、3巻を制圧

僕の持っているそれら以外の巻は予約されていなかったので、状況は逆転

『敵』が俺の読み終わる待ちの流れにレースは向いてしまった

このまま逃げ切れる・・・と思った

しかし、持久戦のせいで3巻のライフ(返却期限)は切れてしまっていた。

だがそんなことは関係ない、読み終わるまでは俺の本である。

本を読む権利は国民全員に平等に与えられているからだ(暴論)

そして期限切れの本が一冊あるおかげで次の本を予約できなかったので、僕は敵に同じ手段で次の巻をホールドされるかと内心焦ったが、敵は愚かにも律儀に僕の読み終わりを待っていた。4巻は貸出可能だったのだ。

バカだ・・・wと思った。

舌に広がる完全勝利の旨味と、返却期限をちょっと過ぎた小粒程度の罪悪感を咀嚼しながら、なるべく早く3巻まで読み終えるようにした。

 

そして先日、読み終わった3巻と共に2巻も返した

ネットを開き、未だに4巻は貸出可能であることを確認した。

僕はこれが敵のアホ面に見えた。きっと敵の脳みそはだれかに貸出中なのだろう。

あとは返却処理が反映されれば速攻で4巻をホールド(予約)するのみ。

既に4巻と5巻の予約手続き画面を開いていて、返却処理が反映され次第「予約する」を押せば終わりだった。

 

僕はうんこした

 

僕は屁とともに余裕もこいていたので、その後2時間くらい戦いを忘れていた。

それが大きな過ちだと気づいたのは次にネットを確認した瞬間だった。

 

 

なん・・・だと・・・!?

 

 

 

5巻  《貸出中》

4巻  《貸出中》

3巻  《貸出中》

2巻  《貸出中》

1巻  《貸出中》

 

次の4巻だけでなく、その先の5巻も借りられていた

しばらく脳が理解を拒んだ。

アホ面を晒していたマヌケは俺だったのだ!!

 

敵は俺を油断させるために、あえて4巻を予約しなかったに違いない

敵も俺と同じように予約手続き画面を開いていて「予約する」を押せば終わる状況だったに違いない。

次巻を先に制圧するなどという狡猾な手段を取った僕に対する完全なる意趣返しのために

 

・あえて2巻を返さずに持久戦に持ち込む

・これにより3巻のライフを0にすることで4巻を先に借りられなくした

・そのため、俺が4巻を借りるタイミングが3巻の返却状況で判断できるようになる

・俺が4巻を予約するギリギリで借りる手続きをした。

 

全ては━━━━━━━━!!!!

「2巻をなかなか返さない作戦」にあったのだ━━━━━━

 

俺はあの時気づくべきだった・・・

奴が勝てもしない持久戦をふっかけてきた時に!!

気づいた上で、先に4巻を制圧しておくべきだったのだ。。。

 

しかし、2巻をどのタイミングで返すかわからない

法的には1年延滞しても何の問題もない━━━━━━

敵がそのような無秩序な手段に出たとすれば、僕が本を何冊も1年もホールドすることになる

そのようなことは、正義感溢れる僕には耐えられなかったのだ・・・

敵がどういう人間かを知らなかったので、ビビってしまったのだ・・・

 

陰険で陰湿な敵はそれを利用して、無垢な僕を騙したのだ

バトルフィールドは2巻と3巻の持久戦である」というミスディレクション・・・

その燻製ニシンの臭いが「4巻を制圧するべき」という最善手を曇らせてしまった

 

僕はまた・・・奴の読み終わりを待ち続ける日常へと影を落とすのだ・・・

 

 

 

ちなみに1巻2巻を借りているのは別の勢力だと思います。

別の敵が同じ様に読み初めていると

第三勢力の介入により、レースが更に難航しているという

図書館乞食レースに敗北を喫したという話でした。

 

しかし、読書進度は俺がトップなんすよ

 

  読了巻    保有
3巻 なし
敵1 2巻 3巻 4巻 5巻
敵2   なし 1巻 2巻

 

4巻5巻を購入することにより、強制的に奴を抜かそうと思うのですがどうでしょうか

僕的にはソシャゲに課金するみたいですごい敗北感があるのですが。。。