とか
日本も非常事態宣言が必要じゃないですか?という提案。 : ひろゆき@オープンSNS
とか見て思ったこと
「共謀罪適応でテロの数減らすことは可能だから網を広げたほうがいい」なんて言うけど
通信傍受、現行射殺、礼状なしの捜査(非常事態宣言)ができない日本の現状では減らせる数も雀の涙ほどだし
その雀の涙のために警察の操作権限をむやみやたらに増強させるのはいかがなものかと思うわけですよ。
この少しでも減らせるんだからどんどんやったほうがいい派というのは、メリットとデメリットのバランス感覚がないのか
「インターネットの犯罪を " 少しでも " 減らすために全員実名を義務付けましょう」 というような実名化による弊害を全く考えずに推進している人達みたいな視野の狭さを感じるんですよね。
そういう人は、一般人が犯罪犯したら一発逮捕なのに身内の公務員が犯罪犯しても逮捕されない(暴行とか性犯罪)みたいな裁量がまかり通ってるこの国の司法についてどう思ってるんですか?
最近で言うと、教師が酔って生徒の家に行ってその生徒を殴るっていうこれ「住居侵入」「暴行」なのに自宅待機だけで
本来ならば即逮捕なのにされてないし
警察官を初めとして、公務員の犯罪は基本的に懲戒免職で終わるように
人によっては有罪になるのに、人によっては起訴すらされないという主観による法律適応の誤差がある(大きい裁量権が警察や検察に与えられている)日本国において
「少しでも抑止になるから」という理由だけで警察権限が増強することに賛成できるほど日本の国家権力を信用してるんですか?
現にホリエモンは50億の粉飾決算で逮捕されたのに、1500億粉飾した東芝や1100億のオリンパスは全くノータッチだし
粉飾決算事態も執行猶予か課徴金命令がデフォなのに、ホリエモンに関しては懲役2年6か月ですからね
国民に嫌われていたら、権力者が気に入らなければ、要は裁判官や検察の裁量次第で、判例を限界突破させることもできちゃう「法の下の平等」で警察権限を強化すれば、
上級国民(権力者や金持ち)が一般人を制圧する手段だけが増える結果にしかならないと思うんですよね
結果的に権力を持つもののその権力をさらに強くしているだけにすぎなくて
しかも「通信傍受はしない」って言ってても絶対通信傍受するからね。
結局マニフェスト守ってる政治家っていうのが世界的に見てもトランプしかいない皮肉な世界で、政治家は基本的に国民に嘘ついても結局うやむやにできるからいいやって思ってるし
それでも権力を強くした結果、「テロを限りなく最小限に抑えられる」というトレードオフとして考えるに値する価値があればまだしも
ハセカラ民の殺害予告すら立証できない警察に通信傍受させたところで、本物のテロ(プロの犯行)だけがすり抜けて一般人の軽犯罪で点数稼ぎしかできないのは目に見えてませんか?
それでも共謀罪を適応させようとしているのは、警察機関の操作権限を拡大することが目的になってる気がするのは僕だけですかね?
現に国会では「テロを防ぐんだ」という大義を抱えながらも「じゃあどうやって準備しているかを判断するの?」と言う方法論を考える上で「格好を見たら分かる」とかいう低レベルな議論しかしていなくて、それでいて「通信傍受はしない」って言ってるんですよ。
するってーと
・通信傍受することをすでに決めてるから(ゴールに定めてるから)、方法論について論じる必要がない
・テロを防ぐことよりも「共謀罪を成立させること」事態に意味があるから、方法論について論じる必要がない
の二択だと思うんですけど
どちらにせよ、国民にメリットなくないですか?
Italy to monitor PlayStation chat, engage translators to intercept potential terror threats https://t.co/ekgcXJzgcV pic.twitter.com/yMCNiA0lSu
— RT (@RT_com) 2015年11月29日
こんな感じで、オンラインの軍事ゲームのチャット機能で「◯◯を攻撃する」「爆破する」なんて言って「協力プレイでゲームをクリアするため」の会話なのか「現実で協力プレイするため」の会話なのかを通信傍受してる状況下でもこのような繊細な捜査が求められている現状で、日本の警察の捜査能力(インターネットを用いた事件に対する操作力ね)で具体的にこれを見極められる人いるんですか?
「テロリストは見た目でわかる」って言って「通信傍受はしません」つってナメた態度でどうやってテロを防ぐんですかと僕は言いたいんですよ。というよりテロ防ぐ気ないですよね?
結局、最近の日本ではヨーロッパのようなテロがまだ起きていないから、とりあえず海外の真似しておこう~みたいな形式的な法整備のような気がしてならない。
そして「共謀罪反対する人の意味が分からん。そんなにやばいことしてるの?」という
職質警官の「後ろめたいことがないならカバンの中見せられますよね」みたいな論調の人がいますけど
「真っ当に生きてたら」っていうけど、
YouTubeで違法アップされたテレビ番組を見たり、ちょっと前のフリーブックスの件もそうですが、厳密には違法ではないものの、かなりグレーなゾーンなのに
アップロードされる過程が違法だと全く知らずに見てる人が多くいるわけで
そんな人達が自分の一挙手一投足をすべて六法全書と照らし合わせて無罪だって自信持てる人なんかいるんですか?
そういうところを警察の裁量権で犯しうる危険性を認識している人があまりいないように感じるのは
僕だけがただ無知だから騒いでいるというだけなんですかね?
通信傍受するしないに関わらず(僕は今後絶対すると思ってるんだけど)
財力や権力を持っている人が、気に入らない人を捕まえるための「正当な」手段を作っているようにみえるんですよね。
無実の人を共謀罪で捕まえたけど冤罪でした。
↓
これだと国民に叩かれる
↓
じゃあ通信傍受して得た余罪ひっつけて
犯罪者であることには変わりないでしょと正当化しよう
みたいなことが起こると思うんですよ。
重大犯罪(強盗、殺人、テロ等)にしか証拠能力を持たないと後づけしたとしても、
通信傍受した後には、それだけでは逮捕に振り切れなくても、礼状とって強引に捜査してきたりしつこく任意聴取迫ってきたりと言ったような
要は「転び公妨」のより正当性を増した上位互換が生まれるような気しかしないんですよ僕は
でそれが「裁量権」によって「適応されない人もいる」という社会構造になるわけで
結局それが「適応される」いわば下級国民の力がどんどん失っていくだけの気がしてならない。
底辺層がせっせと法律を守ろうとする風潮と権力構造だけが強固になっていく傍ら、上級国民がはなくそほじりながら法律のボーダーラインを反復横跳びしている未来しか見えないんですけどどうですか?
でそれを作るために、政治家が「共謀罪反対する人の意味が分からん。そんなにやばいことしてるの?」とか「通信傍受しないのに反対するのは後ろめたいからだ!」なんて国民を煽ってるようにしか見えないんですけどどうですか?
結論として、何が言いたいかというと
「通信傍受をして」「テロ対策を講じる」ことそのものには賛成なのですが
「通信傍受をして」「テロ対策を講じる」「捜査能力が警察にあるのか?」
ということと
「人によって」「有罪にも無罪にもなる」「今の権力構造に」「通信傍受を与えていいの?」
「権力の乱用に利用されないですか?」
というより現時点でそれが起きているので
「権力の乱用を「より正当化された手段として」使われないですか?」
ということが言いたい
「ちゃんとテロを防げて」「法の下の平等で人が公平に裁かれる」
環境下でなら警察権限を強化していいんですが
「ちゃんとテロを防げて」
「法の下の平等で人が公平に裁かれる」
という前提が今現在この国では保証されてなくないですか?
ということが言いたい
ので
皆さんはそこを無視できるほど警察及び国家を信用しているのか、もしくは僕が無知なだけなのかということをコメントでかいていただけるとありがたいです。
僕が無知であるならばその根拠も欲しいです。
結局、格差社会っていうのは経済的、金があるかないかという格差よりもこういう既得権益的な権力構造下で
いかに登ってくる奴隷を叩き落とすかという昨今の動きがうみだしているきがする。。。