すごく面白かった(ワロタ的な意味で)
ネタバレ注意
大まかなあらすじとしては、
小学生の女の子を暴行して殺害した清丸国秀(藤原竜也)を殺してくれ、殺した人には十億円あげる、と、殺された少女のおじいちゃんが金に物を言わせ、全国に発信する。
SPとして清丸国秀(藤原竜也)を移送する間、護衛することになった警察官五人の葛藤を描く。
行くて行く手に十億円欲しさに一般人が清丸国秀(藤原竜也)に襲いかかってくる、
マフィア、ヤクザ、医者、社長、ついには警察までも。
トラックで爆薬積んで突っ込んでくるのには笑いを禁じ得ない。
あらゆるところでは、つまらない、胸糞と酷評らしいのだが、
申し訳ないけど僕は爆笑しました。
まず、指名手配されて逃亡中の藤原竜也が、殺したものに十億円あげると公表した時点で自首してきたところにワロタ。
そしてなぜか血だらけなのにもっとワロタ。
何があったんだよwwwwww腹がよじれるわwwww
そして、病院で発狂したのにもワロタ、
「い"だい"の"ぎも"ぢわ"る"い"ん"だよ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"!」
くっそワロタwwwwwwwwwwwww
ロリコンで犯罪者ってだけでも面白いのにさらにダダこねるとか面白すぎるだろwwwwwww
藤原竜也が配役されてるだけでワロてまうのに、こんなキチガイ役とか面白すぎ、
とにかく警護してくれる警察官を煽る、馬鹿にする、殺す。
清々しいほどのクズ。
最近安直なデスゲーム多いというか、人の死が軽すぎる作品が多すぎる、
このぐらい命を重く描写したうえでの、くずキャラは映える。
常に満身創痍なのに笑うし、
人バカにしてボコボコにされるのにもっとわらう
死にかけになると命乞いするのに、助かった瞬間調子乗るのにワロタ
藤原竜也が映るたびに爆笑してたわ。
今年一番笑ったかもしれない。
ななこお姉さん(SP護衛役)の隙をついて、殺した理由が
オバハン臭いからでワロタ。
十億円のじーさんが杖に仕込んだ刃物で藤原に襲いかかる→刃物投げる→藤原拾う、→襲いかかる
ワロタwwwwwww
結局護衛警察官五人中、死んだりリタイアしたのが四人で主人公が重症で
命がけで守って警視庁まで無事に届けたのに
結局死刑でワロタ
ここまでやってオチそれかよwwwwww
一応、命についての哲学があるのかなと思ったんだけど
主人公が「殺された人は復讐なんて望んでない」みたいな臭いセリフはいた時点で
それにはないな、と思った。
殺された人が何を望んでるかなんて、誰にもわかりやしない
殺された人は、考えることも、それを誰かに伝える権利すらも奪われるんだ
もしかしたら復讐を望んでるかもしれない、逆に犯人を許しているかもしれない。
今生きてる人がそれをどうとらえて、どう解釈しても、
それが正しいと証明することはできない。
死んだ人間の意思を想像しても
自分にとって都合の良いことを正当化するだけの思い込みに過ぎない。
人の死というものはそういうものだ。
とにかく、フィクションでも人の死が嫌いな僕でも
笑いすぎて四肢が痙攣して呼吸困難になるほどのギャグコメディ
それがこの、藁の楯です。
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