はなくそモグモグ

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時間を次元の軸とする考え方

次元とは移動できる座標の軸を指します、

 

たとえば一次元、基本的に線とされる ー←こんなもの

前か後ろにしか進めない次元である

 

そして二次元、その線を軸に垂直に線を引かれた +←こんなもの

四角形のことを指す、これを求める単位、

つまり面積を指す、平方センチメートルもcmのあとに”2”がつきます、コレは次元を表します

前と後ろ、それに加え左右に動くことのできる次元です

 

三次元は、コレに「高さ」の概念を加えた次元

前後ろ右左に高い低いを加えた空間である

三次元を求める、つまり立体を求める単位、立方センチメートルは

cmのあとに”3”がつきます

このように縦横高さの要素が加わった空間を三次元と呼び、

いま我々の存在する世界を3次元と呼びます、

 

 

ここで、すこし棒を想像してみてください、

シャープペンシルの芯のような細長い棒です、

その棒を横に隙間なく密接させながら並べてみてください、

すると細長い棒が連なり四角形ができませんか?┃→■こんなかんじです

そしてその薄い四角形を今度は薄い板のようにひっつけて考えてください

その薄い板をどんどん上に重ねてください、

すると■→❏こんな感じの立体ができたと思います

 

ここでいう細長い棒を一次元

それを並べて出来た板が二次元

さらにそれを重ねてできた立体が三次元です。

 

次はそれを逆に考えます、

先ほど重ねた立体を一つの立方体と考えます、六面あるサイコロのような立体です

それを、どこかの面から垂直に切り裂きます、

すると四角形の断面図が出来たと思います、その断面のみを考えてください

断面には凸凹がないので高さがない、ただの縦横の四角形、

二次元が出来たと思いませんか?

そして更にその二次元を2つに切る。

断面図なので高さのないただの薄っぺらい折り紙のような断面をさらに切断する

するとその断面はただの線になりました。

この線は、一次元だと思いませんか

 

次元によって構築されたものを断片的に捉えると下位互換の次元に見えるということです

三次元のサイコロを表面だけ考えると二次元、

二次元の折り紙を横から見ると縦の線、一次元

 

じゃあさらに逆に考えて、この次元のものを多数組み合わせると上位互換の次元に見えるということです

一次元の細い棒を重ねると一つの紙のように薄っぺらい四角形ができる二次元

二次元の折り紙を何枚も重ねると立法ができる三次元、

 

じゃあ、この三次元を更に重ねると四次元になるのではないか?という仮説が生まれます。

立方体、わかりやすい例で言うサイコロ、

このサイコロを縦に積み上げます、するとどうでしょう、ただの三次元です、

二次元とした折り紙を積み上げると立方体ができるのに

立方体を積み上げても立方体にしかならない、

つまり、高さに高さを加えてもそれは高さにしかならないからです。

前後ろしかなかった棒を”横”に組み合わせるから四角形ができた

前後ろ右左しかない折り紙を”高く”積みあげるから立方体が出来た

 

存外の立方体を”新しい位置”に重ねないとそれは四次元にはならないのです

では横も縦も高さもある立方体をどこに重ねれば四次元になるのか、

 

ここで一つ空論が生まれます

 

さっき例えた一次元である棒だって、現実に存在すれば三次元です

線が一次元であるのは理論上だからであって

どんなに細くてもシャー芯の「先っちょ」「側面」「長さ」が存在するからです

折り紙も同様「左右の薄い側面」「上下の薄い側面」「薄い高さ」が存在するからです

XYのグラフに線を引いてもそれは(1,Y)座標に位置することになります

この世界を細かく区切ってジャングルジムのように立方のグラフを作ったとして

そこに打たれた点は「X=1、Y=1、Z=1」の立体だからです

それと同様に立方体であるサイコロを置いていて何かに重ねなくても

それは見方を変えれば四次元なのです

 

つまり、サイコロを四次元にするには

「放っておく」ことが必要なのです

 

ではその四次元はなんなのか、

縦(一次元)横(二次元)高さ(三次元)の更に上をいく概念、

その一つに「時間」とする考え方が存在します

簡潔にいうと

縦 横 高さ 「古さ」

なのです。

例えばここにリンゴを一つ置きます。このリンゴは「縦横高さ」を持った立体です

このリンゴをビフォーリンゴと名づけます

そして、一年経ち、その林檎を回収します、

すると、リンゴは腐っていることでしょう

このリンゴをアフターリンゴとします。

ビフォーリンゴは縦横高さ(X、Y、Z)+時(一年前)のりんごになります

アフターリンゴは縦横高さ(X、Y、Z)+時(現在)のりんごになります

縦横高さの三つの軸に、つねに動き続ける時間の軸を加えた考え方です。

 

これでもぴんと来ないでしょうから先ほどの断面図の話をします

平面を切ると線ができる、立体を切ると平面ができる

つまりX次元の断面は(X-1)次元になるのです

ならば考えてみましょう

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立体の体に時間の経過という四次元的な事情ををわかりやすく図解したものです。

とうぜん女の子の体は立体です、さらに時間を加えた四次元体

それがこの画像です、この画像を断面してみましょう、

「時間の経過」の断面を見るつまりは時を止めることになります。

たとえば、「16さいごろ」で時を切り裂くとそこには時間の止まった3次元の女の子の体ができます

これは立体であり時間の経過がない三次元です、

つまり、線を並べると平面になり平面を重ねると立体になる、

その立体を「時間の経過」という形で並べたのがこの四次元となります

「9さいごろ」の女の子がいないと「16さいごろ」の女の子がいないように

「16さいごろ」の女の子はそれ以下の16歳以下の自分の体を

時間として重ねた結果の「16さいごろ」なのです

 

このように、重ねれば次元を繰り上がれるという理論から考えて

四次元の軸は時間であるという考え方が生まれましたが

僕はそうは思いません

縦は前後ろ、横は右左、高さは上下

でも時間は前にしか進めないからです