はなくそモグモグ

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「愛してる」は愛してなくても言える

「俺は今喜んでいる」この言葉を相手に言われた時、自分はどう思うだろう

「本人がそう言うんだから喜んでるんだろうな」と思うのが普通だ。

だが本当に喜んでいるのだろうか?そんなことは本人にしか分からない

「俺の言ってることは本当だよ!」と相手が主張してもその言葉自体が嘘かもしれない

本当に喜んでいるのを伝えたくてそう言ったのか、嘘なのか。

 

その発言一つ取って考えてみても埒が明かないので視点を変える

「俺は今喜んでいる」と発することでどんなメリットが有るか、機械的に考えてみる

喜ぶと伝えると結果的に自分が得する状況にある

例えば「相手の機嫌を取るため」とか「場の空気を重くさせないため」「形でも喜んでおくことで自分がつまらない人間だと悟られないため」など意思表示にも

自分の利害を反映させる効果がある。

 

結局その言葉の本質、意図、意味は相手にしかわからない

つまり言葉を発するということ自体、自分の策略以外の何物でもないということ

相手のためとは言ってみても結局は自分のためになっちゃうんだよね

 

逆に考えれば

相手の発言によって相手自身にどういう利益をもたらすのか

というのを考えると、相手のはらわたは見えてくる

 

もっとも、人間のはらわたは見にくいから腸と呼ばれるわけで……