はなくそモグモグ

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書くことないからバンプについて語ってもいい?

俺の好きなバンド(?)、BUMP OF CHICKEN バンプ・オブ・チキン

意味は「雑魚の反撃」らしいです、弱者というより臆病な人間を人間らしく歌っているような印象を受けます

 

正直言ってメロディとかリズムはそこまで好きというわけではありません。

正直、メロディ重視な鼻歌とかで歌うんだったら他の曲を選びます

しかしなぜ俺がBUMPを好きかというのは、他のどの曲にも当てはまらない。

BUMP OF CHICKENらしい特徴があるからです。

 

正直バンプ以外の楽曲はほとんど"曲"にしか聞こえません。俺から見て曲であって歌ではないと思います。「曲」に歌詞がついてこその「歌」であるんです

最近の曲とかは、しょうじき見栄えのいいメロディの聴きやすい曲に、上辺だけの声がついてるようなだけに思えます。例を上げれば会いたがりすぎな歌手とか

 

しかしバンプオブチキンは、その歌詞の内容がいいんです。

歌詞を知れば知るほどどんどん口ずさみたくなる歌、それがBUMPなのです。

歌は曲にあわせてしゃべる言葉なのです。その言葉、つまり俺は歌に内容を求めているのです。

 

さて、その"歌詞"とやらの何がいいのか?ってのを俺が精一杯に解説します

 

はいはい全部綺麗事 こんなの信じてたなんて

死にたくなるよ なるだけだけど

※才悩人応援歌から引用

ここが人間らしい。誰だって死にたくなることだってある。

けど死ぬんじゃなくて死にたく「なる」だけ。

このヒューマニティ。たまらん

 

失敗しない 雨も降らない人生なんて ない
遅刻でもいいから 行こうかな
そんで 帰る時覚えてたら
君に貰った花を 買って帰ろう 時計の電池も

※ホリデイから引用

主人公はうまくいかない人生に嫌気がさしてサボろうという歌です。

本当は平日なのに休日、それがホリデイという歌です

何気なく、死にたいと呟く日だってあるかも知れません。

その一方で必死に朝を迎えてる人だっているんです。

そうやって世界はできている、うまくいかないことなんてちっぽけな悩み抱えてないで外へ踏み出そうぜって歌なんですが。最後の二文

あと 2回 寝返りしたら 試しに起きてみよう

あと 3回 寝返りしたら 今度こそ起きてやろう

やはりただでは終わらせぬBUMP OF CHICKEN

綺麗事を吐いてそのあと毒を吐く、実にヒューマニティ

そりゃあ踏み出そうかなと心が動くところはあります。

でも中々行動に移せないのが人間という生物です。そういうところをよく表現しています。

 

錆び付いた車輪 悲鳴を上げ

※車輪の唄から引用

ここはそんなに大したことないんですが、語感がよい

曲の雰囲気も好きな車輪の唄。ぜひ聞いてみてください

 

狂ったふりが板について 拍手モンです 自己防衛
それ流行ってるわけ? 孤独主義 甘ったれの間で大ブレイク


意味は無いとかごまかすなよ 汗まみれでよくもまぁ
爪先まで理論武装 何と張り合ってるんだか
誰と戦ってるんだか 

 

変わったふりを見透かされて 芸術的な言い訳

わきまえた大人の顔 守るモノでもあったの

※レムから引用

この曲あまり好きではないんですが

某巨大掲示板とかによくいます。人とは違うアピールをする人

恥ずかしいことを恥ずかしくないふりする人それを誇る人

指摘されるのがいやで、見透かされるのが嫌で

感情的理論武装に始終するチキン

所詮は傷つくのが嫌で平気なふりをしてるそういうひとに向けての歌だと思います

 

分かち合えるもんじゃないのなら 二倍あればいい

メーデーから引用

痛み分けの本質ですよね

実は分けることはできないっていう

 

知らなきゃいけない事は どうやら1と0の間

※カルマから引用

この1フレーズでストーリー一つ作ってしまったぐらい内包している。

 

 

続けるときりがないので終わりますが。

言葉には意味があります。いや、意味を持たせることができます

歌にも言葉はあります。意味はもたせられます。

他人の好きな歌に文句をつける気はないですが、その歌から何が伝わってくるか、どのような意味を込められているか、それを探すのも歌を聴くということではないでしょうか?