どうも、ぎ~くという者です。
ポケモンGOというアプリが、巷では話題になっていて
便乗ハイエナブログの私としてもぜひとも参加させていただこうかなと
他の記事だと情報不足のまま乗っかって記事を書くせいで、そのジャンルのヘビー層によく叩かれるのですが、今回のポケモンに限っては僕は結構原作をやりこんでいるので、かなり語れると思います。
関西の辺境に住んでいるので都市部の方にはアクセスできなくもない位置にてそこまで足を運び、モンスターを乱獲していくと。
このゲームプレイしていて思うんですが
皆はこれ楽しめているのか?
あの、勘違いしないで欲しいのは、僕ポケモンGOすごく楽しんでるPlayerなんですよ、満足度でいえばユーザーの上位10%に入るくらいなんですけど
まぁ楽しみ方は十人いれば十人分存在しますから、これのみが正しいとはいいませんが、このゲームの醍醐味って「ポケモントレーナーをロールプレイング」できる点にあると思うんですよ。
・ゲームの醍醐味
例えば、都市部の公園にミニリュウが大量発生しているとする
そして「そこへ向かって乱獲しよう」とする一連の所作は、第二世代(金銀クリスタル)の「38ばんどうろにケンタロスが大量発生しているから採りに行こう」という大量発生イベント彷彿とさせたり、
今作XY(第六世代)で言えば「コラッタの群れを倒してポケモンを育てよう(S努力値分配)」といった群れイベントに対するプレイを、実際の足で現地に向かってプレイングする。
または、タマゴを孵化させる過程。
現実ではタマゴを温めたら~なんて言われますけど、ポケモンの世界では歩数が正義。
いくら電池消耗で端末が熱を帯びようがタマゴには傷一つつかない。
育成や対戦をかじったことがある人ならわかりますが、タマゴを大量にバッグに抱えて自転車で同じ道をぐるぐる回るというのがおなじみ。
今回もあまりに早すぎる速度は孵化歩数に反映されず、法的な問題もあって運営がこうなるように仕組んだのかは定かではないが、自転車に乗せて走るいうのがベストになっている。
おそらくプレイ人口の大半は過去に、赤緑、金銀をプレイしていて、大人になって昔懐かしのあのゲームが復刻!ということで懐古に浸りながらプレイしてると思うのですが
プレイ内容は上記のようにポケモンヘビーユーザー向けの育成環境に特化している。
つまるところ多くのユーザーはポケモンライトユーザー的需要すなわち「パチンコ店運営してるロケット団を蹴散らしたり、墓荒らしてガラガラぶっ殺したりという思い出深いシナリオ」を求めてプレイしているようだが
僕がプレイした限りはこのゲームにそんな要素はなくポケモンヘビーユーザー的供給、「自転車で右往左往し生まれたポケモンを群れのいるところで甘い香りを放ちながら育てていくただの作業」に始終している。
つまり、本来作業ゲーを楽しめる人間に適正のあるマイナーゲーなのだ。
このアプリの原型である「Ingress」は今回の件で初めて知ったという人も多いこともそのことを裏付ける。(ちなみに僕も知りませんでした
ポケモン原作をプレイしてた時に、RPGの村人的なその辺のおっさんが「~~には行ったかい?」とか「~~には気をつけろよ」みたいなことを四六時中同じ所にとどまって壊れたラジオのように言い続けてて「こいつ頭おかしいんじゃねぇの」と思っていたのが(頭おかしいのはお前だろ
ポケモンGOブームによって、現実のおっさんが「ポケモン取れてるかい?」みたいなことを話しかけてきたことに既視感を感じたり。
携帯片手に自転車乗ってる奴と同じタイミングで止まってポケストップを確認した時には、「こいつ・・・!」という空気がお互いの脳裏をよぎったり
リアルにでかい橋の端を往復して卵を返したり
RPGのNPCみたいな「ちょっと進んでちょっと止まる」みたいな規則的なランダム移動を現実のトレーナーも行ってたり
そういった俗にポケモン廃人と呼ばれるプレイヤーの行動を、現実に再現しているという所に僕は楽しみを見出していて
そのうち目があったらポケモン勝負みたいなことになるんじゃないかというね
そういう現実拡張ロールプレイングゲームとしての面白みがこのゲームにはあると思います。
が
他のソシャゲの価値観でプレイしていたり、モンファとかどうぶつの森みたいな作業ゲーをあまりプレイしない人にとっては面白く無いんじゃないかと思うわけですよ
一過性のブームメントに乗っかっているだけかもしれませんが、ここまでヒットするのは僕もあまり理解できないというか。
ブランドは多様性を支配するのか、。・
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